「口から食べるを支える食支援~在宅、施設での多職種連携~」研修会について令和5年12月14日(木)研修報告R5.12.14食支援連携多職種研修会の報告書・アンケート集計
高齢化の進展に伴い、要介護高齢者の中には噛んだり、飲み込んだりすることが困難な
「摂食・嚥下障害」のある方が少なからずおり、摂食・嚥下障害は低栄養、誤嚥性肺炎、
窒息等の原因となる障害です。一方、介護や支援が必要な高齢者にとって「口から食べる」
ことは、栄養の摂取だけではなく、食べる楽しみや生きる意欲に繋がります。
また、口から食べるを支える食支援にあたり、主治医や訪問歯科医、看護師、管理栄養士、
言語聴覚士、歯科衛生士等の医療職と日常生活で口腔ケアや食事介助などを提供する介護
職との多職種連携が重要です。
このたび、在宅や施設、通所系サービスなどで抱える食支援の困り事や悩み等「ある
ある事例」をとおし、医療・介護関係者の食支援に対する理解を深め、多職種連携の推進
を図ることを目的に本研修会を開催しました。
主催
糸満市、豊見城市、南城市、
与那原町、南風原町、八重瀬町、
南部地区医師会
日時
令和5年12月14日 (木)18:30~20:00
場所
南部地区医師会館 2階 ホール
(八重瀬町字友寄891-1 老人保健施設東風の里に隣接)
対象
南部地区の医療関係者・介護関係者 60名
医療関係者
(医師、歯科医師、看護師、栄養士、
リハビリ職、歯科衛生士など)
介護関係者
(高齢者福祉施設や通所・訪問系
サービス事業所の管理者及び介護職、
介護支援専門員、
地域包括支援センター、行政など
参加費 無料
プログラム 講演&グループワーク
講演Ⅰ
演題「口から食べるを支える食支援~多職種が連携し支えるために~」
講師 合同会社Comer 代表 摂食・嚥下障害看護認定看護師 大城清貴 氏
講演Ⅱ
演題 「訪問歯科診療とは?~2024年トリプル改定にみる歯科と介護との連携~」
講師 モリヤデンタルオフィス 院長 森谷良孝 氏
講演Ⅲ
演題 「食支援の悩みへの対応~言語聴覚士の立場から~」
講師 医療法人おもと会 大浜第二病院 リハビリテーション科
言語聴覚士 科長 大江圭子 氏
グループワーク
食支援に関するあるある事例をとおして多職種の視点、取り組みに
ついて話し合う